たまりば

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Posted by たまりば運営事務局. at

ニーチェの言葉

いつものように、仕事帰りに本屋によった。
なにか、面白い本はないかなと。

書店の前に並んでる本でいつも気になっていたが、「ニーチェの言葉」ということで、なんだか重そうな気がしてスルーしていた。

表紙も、ハードカバーでいかにもというかんじである。

http://www.amazon.co.jp/gp/aw/d.html?a=488759786X


哲学書はニーチェどころか、ほとんど読むことがない。
自分であれこれ考えるのは好きなのだが、哲学者の言葉はなにか違う気がしていた。



十代の頃、姉が持っていたソクラテスの本を読んでみたくらい。
最初はよくわからなかった。
いつしか、何度となく読むうちに、無知の知を知れだって事だけは分かった(笑)

養老孟司の「馬鹿の壁」が、ソクラテスの二番煎じに思えてしかたがない。
そう思う事が、馬鹿の壁?(笑)


つい最近、「ニーチェの言葉」を手に取ってみた。
意外に、頷かされる事ばかりだ。


本書によるとニーチェは、いろんな見方をされてるよう。

反ユダヤで、ナチスの思想に影響を及ぼしたとか。

いつの世も、悪に利用される事は多いとおもう。

ニーチェで有名なの
は、ツァラトゥストラはかく語りき。

リヒャルト・シュトラウスの同名のクラッシック音楽としても知られている。
幾つかのニーチェの言葉に、イメージして作られた曲だとか。

「2001年宇宙の旅」のテーマ曲としても有名。


少し内容を紹介してみよう。

立ち読みなので、一語一句同じではないけど、こんなニュアンスと書いてみた。



*自分自身を尊敬する

自分何もできないだめな人間などと、思ってはいけない。
まだ何も成し遂げてない、何もない自分を尊敬してやる。
そうすれば、おのずと正しい行動をしようとし、人に目標とされる人間になる。


*他人の評価を気にしない

人は、他人が自分をどのように、評価を気にしてしまうもの。
しかし、他人は自分をほとんど正しくは評価しない。
そう思って気にしなければ、腹も立たずに済む。


*一日の終わりに反省しない

仕事が終わって、一日をふり返って反省してみると。
自分のだめな所、人の所作の気になるところなど、次々と思い浮かんでくる。
冷静に、一日の終わりに反省しているかれではない。
単に、疲れているからだ。
疲れていると、人間はネガティブな事ばかりを考えるもの。
何か夢中になっている時に、反省などはしないだろう。


*つかれた時はたっぷり寝る

自己嫌悪に襲われたとき、何もかも億劫になった時。
ストレス解消は、ギャンブル?酒?
疲れている時は、さっさと寝ることだ。
しかも、いつもより長い時間。
朝目覚めたら、すっきりとして嫌な事を忘れでしまう。


*目標ばかりにとらわれない

高い山に登る時、なり振り構わずその事だけに邁進してしまうもの。
そして、疲れはててへとへとになってしまう。
何事も余裕を持って、臨むことである。


*人はどうせ死ぬのだから

どうせ死ぬのだから、ほがらかに生きようではないか。


さて、そんなこんなで?、ニーチェについてGoogleで調べてみた。
ちょっと興味も湧いてきた。


中でも、興味を引いたのが。

永劫回帰;ニヒリズムの克服―運命愛

デーモンが君の最も淋しい孤独の中まで忍び寄り、こう言うとしたらどうだろう。

『お前が今生きている、これまで生きてきた、この生を、お前はもう一度、さらに無限にわたり、繰り返し生なければならない。』
『あらゆる苦痛とあらゆる歓び、あらゆる思念とあらゆる溜息、お前の生全て、戻ってくるのだ、しかも全てが同じ順序で。木の間をもれる月の光も。
存在の永遠の砂時計は、何度も繰り返しひっくり返されるのだ。』

君は歯軋りをしてこう語った、
デーモンを呪わないだろうか?それともデーモンに。

『お前は神だ。これより神々しいことは聞いたことがない!』
「そう答える程の、とてつもない瞬間をこれまでに体験したことがあるだろうか?」

この内容どうこうより、仏教の輪廻転生の恐怖という話に似てると思ったが、そもそもそういった宗教を否定してる。


http://www.ne.jp/asahi/village/good/nietzsche.htm

ニーチェは、何度繰り替えしてもいいくらい素晴らしい人生だったと思う生き方をしようと言ってるよう(ニーチェの言葉本書)



もっと書きたいが、取り合えずこの辺で。


  • Posted by Petit chien. at 2010年07月11日01:39

    ネアンデルタール人




    ネアンデルタール人とは!


    40万年前くらいに、現世人と共通の祖先から枝分かれし、3万年前に突然絶滅した人類。

    身体的特徴は、額が突出していて頭が大きい。
    平均身長160cm~165cm、体重80kg~85kgくらい。

    体を保つため、男性なら一日5000キロカロリーの摂取が必要だった。
    3000キロ以上走る自転車競技、ツール・ド・フランスの出場選手並みの消費カロリーだ。


    成人に達する期間は早く、2~3年で身体的に大人になる。
    しかし、性成熟は遅く高齢になってからの妊娠、出産もあったようだ。

    肌の色は白く、髪は茶色だった。


    脳の大きさは1600ccあったと、頭蓋骨の大きさ推定される。
    現代人の脳の平均が1400ccというから、相当な大きさだ。

    胎児の頭が大きいのにもかかわらず、母体は骨盤の位置が低く産道も狭く,頭を90度回転しないと出て来ないのではないかと言われる。

    ネアンデルタール人の知能は、どのていどだったか?

    脳が大きいから知能が高かったとは、言えないそうだ。

    体重に対しての脳の比率は、現代人と比べると小さい。
    知的操作の中心部位である前頭葉が小さい事から、知能はそれほど高くなく、仲間間のコミュニケーション能力も現世人に比べると劣っていたよう。
    脳を見るかぎり、言葉も喋らなかったと、考えられる。

    身体的にも、気道が狭く言葉を複雑にコントロール出来なかった。



    現世人は言葉を話す事で、急激に知能の発達させ、進化が進んだ。

    ただ、ネアンデルタール人の高度な道具や、装飾品なども見つかっており、現世人程ではないが高い知能があった事も伺える。


    3万年前に絶滅したネアンデルタール人だが、絶滅した原因は、いろんな説がある。

    現世人によって滅ぼされた可能性。

    スペインで発見された、ネアンデルタール人の遺骨に明らかに胸をヤリ等で突かれた後がある。
    離れた距離から射抜かれたキズを示していたが、現世人は飛び道具を使えた。
    対して、ネアンデルタール人は飛び道具を使えなかったと、言われている。
    従って、仲間同士の争いではないと言う事になる。

    栄養不足。

    出産した子供は急成長する。
    その子供は、エネルギーを沢山必要とし母乳をどんどん飲む。
    しかし、子供に十分に栄誉を与える事が出来てなかったようだ。

    実際に、子供の化石の歯を調べると、栄養失調であると判明。


    そして、環境の変化。

    3万年前後氷期の訪れで、寒くなりずんぐりした体型は、不利であった。
    そして、徐々に数を減らして、絶滅に至ったとの見方がある。

    複合的に、様々な原因が重なったのだろう。


  • Posted by Petit chien. at 2010年07月09日16:57

    iPS細胞の最新情報

    再生医療の道が、また一歩前進した。


    iPS細胞から立体的な腸作成された。
    世界初だという。


    まだまだ、本格的な人への応用は難しい。

    ところで、世間では誤解されてるものもあるようだ。

    例えば、不老不死になるのでは。
    臓器が悪くなったら、また交換していつまでも生きられると思ってしまっている。

    そもそも、再生医療は難病等の治療に役立てるためで、改造人間は目的としてない。


    それに、臓器を丸々作るのは、まだまだ難しいのが事実

    今、現実の医療に役立ててるのが、その臓器に必要な細胞を作り、機能低化した臓器に移植するというもの。

    細胞シートという特殊な培養液に着けたシートを、その上で欲しい細胞を培養させる技術がある。


    心筋梗塞の重度な患者に対し、太腿の筋肉から筋肉の再生に必要な細胞を取り出し、細胞シートで培養させる。

    そして、心臓に心筋シートを植え付ける事で、心筋を動かす助けができる。

    角膜でも、シートを使って角膜表皮の移植した成功例がある。


    心筋シートに関しては、太腿の筋肉という事で伸縮が良くない。

    しかし、今回の研究でiPS細胞から、心筋細胞や神経細胞もできた。

    今後、これが活用できれば、太腿の筋肉でなく、直接心筋が移植されるので、伸縮性の問題も解決。


    これから、細胞の再生の研究がが進めば、今までは、臓器移植でしか助かる道がなかった人も、簡単な手術で助かったり。

    簡単に点滴等で細胞を血中に入れれば済むようになるだろうと。


    臓器移植に関して、倫理的な問題が多く難しい。

    拒絶反応の不安もあり、免疫抑制剤を一生飲み続けなければならない。


    そういう物から解放される時代が、すぐそこまで来てるか



    さて、iPS細胞でウイルスや四つの遺伝子を使う過程で、癌化が起こるという問題はある。

    しかし、遺伝子の中で癌化の原因のC‐MYC遺伝子を抜いて、ウイルスを使わなければ、マウスを使った実験で癌化は起こらなかった。

    その後、完全に各細胞に特徴づけられ(分化という)、未分化部分も分ければiPS細胞が原因で癌化する事は無くなる。


  • Posted by Petit chien. at 2010年03月12日02:18

    勝間和代×香山リカ

    今、巷で話題の、この二人の対談本を本屋で見た

    勝間和代といえば、今をときめく経済アナリスト。

    多くの著書を出版し、新聞のコラム等も書いていて、ドラマにまで出演するほど大忙しだ。


    一方の香山リカは精神科医で、やはり本を出したり雑誌等で連載し、テレビにもよく出てる

    そんな二人の対談は、相当なバトル対談だったという


    事の発端は、香山リカが書いた「しがみつかない生き方」という本で、゛勝間和代にならない゛と書いた事からだ。


    早速本屋で捜してみた

    大まかな話は


    勝間和代は「目標を持って、努力をすることが大事。そのための近道を経験に基づき、著書等で発信してる。」

    「努力してスキルアップする、それが幸せになるコツ」

    「70%ぐらいの努力でいい。」


    一方香山リカは「努力して頑張ってもうまく行かず、精神を病む人が多い。そんなに、頑張らないでと患者にアドバイスすると、頑張らない頑張り方を教えて欲しいと言う。」

    「近頃は0か100しかなく、程よく頑張る事ができない。」

    「常に、何かを求めて結論を考えてる。」


    対話は、平行線をたどる。

    香山リカは、みんな勝間和代を目指そうと、努力してしまうという。

    言い掛かりの様に見えるが(笑)


    香山リカは精神科の立場ど話してるのだ。

    心に余裕がなくなってるのに、まだダメと努力して、結局精神を病んでしまう人ばかりだと言ってるのだ。

    しかし、勝間和代にはそういう人の事は理解できないらしい。

    かと言って、意地悪な訳ではない。

    精神医学を学んだ事もない。
    うまく、挫折も乗り越え運よくスキルアップして来た。

    だから、わからないんだと思う。



    どちらが、正しいと言うのは言えない。

    どちらも、相手の立場を理解出来ないからだろう。

    香山リカはとくに「あんたみたいな人がいるから、鬱の患者が増えるんだ」て、言いたげだった


    うまく精神のバランスを取って、生きる事ができない人が多いのだろう。


    勝間和代はこの対談の後「やればできる」というタイトルの本を出す。

    最近、香山リカの方は「比べない幸せ」を発刊




  • Posted by Petit chien. at 2010年03月05日02:42

    アメリカとフランス

    TBSの水曜深夜に放送される、CBSドキュメントという番組がある。

    アメリカの60Minuteで、放送された題材をピックアップして取り上げる番組だ。



    ちょっと、興味深い内容あった。


    アメリカ人とフランス人の食生活の違いと、心臓疾患の割合いを比較した。

    共に、カロリーの多い食事を取っている。

    しかし、アメリカ人の心臓疾患が多いのに対し、フランス人の心臓疾患は非常に少ない。



    フランスのリオンで、フランス人の食生活と健康を研究している医師の話を中心に展開する。

    60Min.のキャスターが、レストランでメニューを見ながら「ほとんどが、脂を使った料理」と指摘

    医師は、実はフランス人は食事に手間と時間をかけると答える。

    素材はなるべく、新鮮な物使う。
    食事に時間をかけてる。
    間食はせず、3食しか食べない。



    アメリカ人はしょっちゅう、口を動かしてるという。

    朝食を食べた2時間後に、またホットドックをほお張る。
    昼食後も、12時に昼食を食べた2時間後、2時にはまた何かを食べている。
    夜も同様、常に口に食べも入っている状態である。


    そのおかげで?、ファーストフードが流行って、会計から食べ終わりまで3分で済むと自慢な店も多い。


    他に、フランス人はミルクより、チーズを多く取る。


    チーズは、脂肪はどうなの?とのキャスターの疑問には

    ミルクとチーズは、脂肪の質が違う。

    ミルクはカルシウムと脂肪が結合して、体内に吸収される。

    ところがチーズは、カルシウムだけが吸収され、
    脂肪は体外に排出される。

    そして、フランス人に心臓疾患が少ない最大の原因は、ワインにあるのではないかと研究者は言う。

    フランス人は朝食以外、食事の度に赤ワインを飲む。

    子供も、水で薄めたワイン飲んでいる。

    赤ワインのポリフェノールが、動脈硬化を防いでいる事は、現代の医学で証明されている。

    血管の中で血小板が、脂肪とくっつき血栓を造る。
    それを洗い流す作用が、赤ワインにはあるらしいと

    ただし、飲み過ぎれば健康に支障をきたすと付け加えられる。



    アメリカ人は、先進国の中でもワインの消費量が少ない。


    アメリカ南部の心臓病の数は100万人にも上るそうだ。

    アメリカ南部といえば、キリスト教信仰が最も強い地域

    聖パウロの教えでは、ワインはキリストの血であると説いている。
    おおいに飲み、神を身体に宿すと言う事だ。

    しかし、その教えを守られていないようだ。

    そう締め括り、60Mini.のレポートは終了した。



    まあ、ワインを飲もうて事だね。

    俺は毎晩飲んでるのは、正解だったわけだな


    一番いいのは、日本食だろうねきっと。
    魚中心の食生活が、人間の身体には理に叶ってるのかも




  • Posted by Petit chien. at 2010年02月25日16:34

    XX染色体の男

    イタリアで、一つの家系にXXの染色体配列で、男の子ばかり生まれるという事があったそうだ


    前にも記した通り、哺乳類はY染色体にしか、オスにする遺伝子がない
    なので、通常はXYの配列でないと男性にはならない

    ところで

    Y染色体にある、男性にする遺伝子‘SRY’というのが、X染色体に移動する事が、稀に起きる。


    受精した時、母親のX染色体と、父親側のSRYがあるX染色体が重なれば、XXの配列の男性になる

    SRYがなくなった、Y染色体が重なれば、XYの配列なのに、女性になると。

    性機能には、問題がない場合が多いと

    一瞬、性同一性の人の事かと思った
    ただ単純に、肉体が男とか女とか言う話で、関係なかった(笑)


    イタリアのケースも、それに当たるかなと思いきや、違うらしい

    つまり、X染色体にSRYは移動していなかった


    一体全体、船体艦隊どいう訳だい


    その家系のX染色体を調べたら、RSPO1ていう遺伝子が、変異してた事がわかる

    こいつ(RSPO1)は何をしてるかというと

    普通の染色体の中にも、肉体を男性にする遺伝子(SOX9という)があり、それを阻止する役割があるそうだ。

    つまり、RSPO1がエラーになって、オスにする遺伝子を阻止出来なくて、XXなのに男の子になったと


    いろいろと不思議だね


  • Posted by Petit chien. at 2010年02月22日16:46

    Y染色体

    以前、テレビで見たのだが、Y染色体がいずれは無くなるだとか。


    Y染色体とは、哺乳類の性別をオスにする遺伝子を持つ染色体の事
    メスの遺伝子をもつ染色体はX。

    染色体は二つ重なって存在するので、XXはメスになり、XYがオスにになると、ここまでは一般的な話


    もとはメスを作るX染色体だけだったのが、Y染色体が突然変異で現れ性別が生まれたと


    いうならば
    旧約聖書の創世記によれば、アダムが造られてその肋骨からイヴが造られたというが、遺伝子学では逆なようだ


    さて、Y染色体が無くなる話だが、どんどん短くなってる
    専門家によると、大きな進化のスパーンによると、以前はX染色体と同じ長さだったのが進化していく過程で短くなったと
    このまま行くと、消滅するのではないかと言われてる

    その時どういう生態系になってるかは、わからないらしい

    どのくらいで、Y染色体が無くなってしまうのかと言うと、500万年〜1000万年後だそうだ
    そこまで人類が存在してるかもわからないと雲を掴むよいなはなしだ。



    染色体について、いろいろ調べて行く過程で、XXを持つ男性がイタリアで生まれたという記事があった

    次は、それについて詳しく書いて行こう



  • Posted by Petit chien. at 2010年02月20日20:19

    般若心経

    般若心経のわかりやすい解説書を偶然、本屋で見つけた。

    昔から、興味はあったが詳しく知ろうとは考えなかった。

    見渡せば、そういう本は結構あるんだね。

    立ち読みしてたけど、ちょっとこれをテーマにしてみようと買ってみた。



    正式には、般若波羅蜜多心経

    起源前、三蔵法師がインドから長い旅の末、持ち帰ったお経である。
    そう、あの西遊記のおっしょさんだ。


    このお経は、観自在菩薩(観音様)がお坊さんに悟りの智恵に関して、説法を説いている。

    最初の出だしは


    お坊さん達が、御釈迦様の元で修行をしてる。
    彼らは、お釈迦様に悟りをひらく智恵を教えてくださいと言う。

    一緒に居た、観自在菩薩が口を開く。

    お坊さんの中のリーダー格で、釈迦の一番弟子の舎利子に向かってこう答える。

    この世の中は五つの要素五蘊(ごうん)というもので作られる。
    そして、すべて空である。

    五蘊とは、形(色)、感覚(受)、イメージ(相)、意思(行)、知覚(識)であり、すべて存在しない。


    形は空の雲のように、無くなり消えていく。
    しかし、また違う形となって現れていく。

    今触ってる物、今想像しててる心、見え聞こえするもの全て存在しない(空)だと。

    生きる、死ぬ、綺麗、汚い、増えた、減ったも無い。

    空哲学で言うなら、過ぎ行く物だから、存在しないのと同じだと。

    空だからこそ、悩む事はない。

    そして、観自在菩薩は、悟りに至るための呪文を唱えようれば、悟りの智恵に近付くと。

    その呪文は「行くぞ、行くぞ、彼岸(悟りの世界)へ行くぞ。彼岸に辿り着けば、本当の悟りの境地に至る。めでたし。」


    と、ざっとこんな内容だ。


    頑張れとか、頑張るなとかでなく、世の全てが空ならば悩む必要がない。
    そう考えれば、楽になり自由になれると。

    と解釈してみた。


    購入した本には、観自在菩薩が言ったという設定で、「形あるものは消え、また新たな形を作るが、それは全て相対的に起こる奇跡である。」と解釈を加えている。

    「相対的な奇跡とは、この世に形作る全てに原因があり、それを活かす縁がある」
    「命も、両親が居てそのまたそれぞれの両親が居て初めて今ここに、その命が存在する」

    そう、綴られていた。

    このお経、扱った媒体それぞれに、解釈があるのがおもしろい。



  • Posted by Petit chien. at 2010年02月12日14:36

    教会

    友人にクリスチャンになった人が居て、近くの教会に通っているらしい。
    教会、と言っていつも思い出すのが、およそ9年位前に、姉夫婦とその息子(甥っ子(当時一歳))と共に行ったフランスでの出来事。


    パリでちょっとだけ借りたアパートの近くに、教会があって何となく行ってみた。

    椅子に腰掛けて「へ〜っ」て思いながらボーとしてたら、人が集まってきて。

    そこで出て行けばよいものを、何が始まるんだろうと、そのまま居てしまった。

    そしたら、ミサが始まってしまう。

    しかし、そこでも出ていかないと。


    聖書を司祭が読んでみんなで復唱しだして、僕も一緒に。

    フランス語全くわからないので、ニュアンスで繰り返す。

    立ち上がって賛美歌。
    これもニュアンスでこなす。


    そして、終わりに隣の人と握手する。

    隣のおばあさんの、怪訝そうな顔たらなかった(笑)

    最後に、列になって丸いパンを貰う時も、ちゃんと並んだ。


    自分の番になった時、黒人の司祭のでかい目でギョロギョロ睨まれる。

    でも、何とか貰って、教会を出て信号待ちしてたら。
    教会の関係者の女性が、パン返しくれって来た。

    最初何言ってるのかわからないで「これ?」て持っているパンを見せ、聞いたら…「ウィ(Yes)」て。

    渡したら、メルシーって帰ってた。


    懐かしい思い出だ。
    また行きたいなと思うが、仕事もありなかなか行くチャンスがない。



  • Posted by Petit chien. at 2010年02月08日20:56

    努力は報われる

    浅田真央が、今回の韓国の大会で優勝した。

    良かった良かった!

    ニュースの記事を読んで感動した。

    去年は、スランプに苦しんでたもんね。
    練習して練習して、頑張ってきても結果が出なくて、本当に辛い日々だったろう。

    悩み苦しんで、精神的にきつかったろうなと、テレビ等で見てて思ってた。

    でも、いつかまた、はい上がってくると思っていた。


    人生なかなか、思うように行かない事が、たくさんあるけど。

    こういうのを見てると、勇気が沸いて来る。


    これがスポーツの醍醐味だねp(^^)q


    これで、オリンピックの金メダルに80%まで近づいたて言われてる。

    金メダル取って欲しいねb


    でも、日本を背負って闘う等と思わず、結果なんかも気にせず、ただ自分のためにだけ、精一杯頑張って欲しい。

    後は、オリンピックを楽しんで。


    マスコミも世論も、プレッシャー等与えずに静かに見守ろうではないか。


    オリンピックが終わった後も、結果がどうであれ拍手で讃えよう!


  • Posted by Petit chien. at 2010年02月01日01:48

    いのしし

    あるニュースで。

    近年、猪が民家に出没して、人が襲われ大怪我をすることが、多くなってる。

    ある男性が、猪に牙を刺され、何十針縫う怪我をした。


    100kgの猪が、走り回る映像が映し出されるΣ(((゚д゚;)))

    警官数人に追い立てられ、逃げる途中電車に追突して死亡する。


    そして、生息地では、何が起きてるか?


    果樹園を食い荒らされる。

    イノシシよけの囲いをつけ防ぐが、ほとんど破られる。


    根っこごと食い散らして、その周辺や果樹園ごと枯らしてしまうこともある。


    猟師も猟犬を連れて駆除に向かう。
    猟犬も、牙で刺され重傷を負う。
    猟師も、一人怪我をして病院へ。


    農家の人達も輪罠猟の免許を取り、自分の果樹園を守る。

    近年、輪罠猟の免許をとる人が年々増えている。


    罠を仕掛けると、20kgの子供のイノシシの脚に輪がひっかかる。



    なんとか生かして、共生遂げる方法はないか?

    もちろん、感情論が先に出て来たわけだが。

    例えば、猪用の木を用意するとか。

    甘い考えに走っていた。


    害があると駆逐して、種を滅ぼす事をずっと人間はやり続けてきた。

    しかし、人間だってこの地球の一部なのだ。

    地球も、自然も、人間の物だけではないはずだ。

    野生生物をテーマで書くと、いつもこんな感情を抱く。


    しかし、現実は甘くない。

    被害額は、3億以上にのぼる。

    農業で生計を立ててる人には、死活問題だ。


    しかも、これだけ駆除を行っているにも関わらず、実は猪は増え続けてる。


    それには、いくつか原因があるようだ。

    だめになった果物を捨てたまま放置しておく。

    栄養価が高いので、それを食べて体も大きくなり、繁殖力も増す。

    そこは、農家の責任もある。

    もう一つは、温暖化による影響で冬が暖かく、子供の猪が自然淘汰されない。


    ところで、民家に猪が出没する原因として。

    農園は、山と民家との境を果たしていたが、高齢化等で農園が廃業して、そこが荒れ地になる。

    そうすると、山と民家に境が無くなり猪が民家に出没する結果になる。


    減った農園を荒らし枯らすので、余計に廃業をするところも多くなる。



    対策としては、農家をやる人を増やし、山との境のための農園を増やす事だそうだ。


  • Posted by Petit chien. at 2010年01月27日17:21

    居候犬マルオ

    マルオです。犬です。

    この犬は、4年前9月の終わりにうちの店に、ホテルで連れて来られた。

    粗野で落ち着かない犬で、ちょっと虐待チックな飼い主に連れて来られた。床の臭い嗅いだり、あっちこちうろうろ。そのたんびに頭叩かれてた。


    預かり予定は、五日間。 黙って預かる事に。

    一度ジャーキー持って、おすわりさせたらした。

    しかし、誤って落とす。
    拾おうとすると、がぶり。


    預かるの止めようかと思ったが、店を始めた最初の年。
    どんなでも売上になればと。

    預かり料金貰って、嫌がるマルオを無理にケージに押し込む。

    そっからが大変。
    近く通る度にがうがう、歯むきだしてるし。
    触れないし。


    さて、預かりの期間過ぎたが、迎えに来ない。
    連絡もつかない。

    書いてあった家の住所電話番号は全てでたらめ。

    警察に電話してみたら、自分で処分してて言われる。
    揚句の果て放せば帰るんじゃないかと…。

    警察とは、こんなもんか。

    躾のインストラクターやってる友達に、躾の方法教わる事に。


    躾の成果もあり、今じゃあすっかり馴れて、僕の言う事は聞くようになった。


    そして、最近伏せが出来るようになった。

    今まで度々、伏せの指示を出しても従わなかった。
    もちろん、伏せ自体は教えていてフードを見せればするんだが、フードがなければやらなかった。


    ところがこの前、フード無しで伏せの指示出したら、した(((゜▽゜))

    伏せが出来れば、待てもできるから、‘待て’して遠ざかってみる。


    待つじゃん(笑)


    「よし」て言ったら…来ない。


    あれ、分かってないのか


    しょうがないので、もう一度フードを使って、「よしおいで」


    トコトコ、来た〜〜〜!


    繰り返したら、フード無くても来るようになった。



  • Posted by Petit chien. at 2010年01月25日16:05